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2012年9月25日 (火)

1000隻を超えるマグロ漁船員の内部被曝

今回の東電福島原発大惨事の後、プルトニウム239(物理的半減期約2万4000年)が検出されたとき、水爆実験時に降り積もったものだと言説がなされた。しかし、その後、半減期約14年と短いプルトニウム241が同時に検出されたため、福島原発事故現場から出たものだと結論づけられた。第五福竜丸の乗組員の被曝については、非常に詳細な臨床記録および剖検記録がある。大石又七は、「広島、長崎の被爆者の場合は、『被爆者手帳』があるし、それから相談窓口もある。だけど、ビキニ海域で被曝したわれわれには、相談する窓口すらない」と述べている。第五福竜丸が被曝したころ、1000隻を超える漁船が被災したと推定される。これについて丹念な調査をしたのは、高知県ビキニ水爆実験被災調査団で、熱心な高校生も加わった。高校生たちが調べたなかで例として挙げているのが第二幸成丸だ。この船は、1954年2月に出港、第五福竜丸より前にビキニ海域に行き、4月まで長期間操業した。少し離れていたので実験にまったく気づかなかった。しかし、「死の灰」を受けた。この船はその後5月2日、ティモール海域に出漁。5月5日に行われた実験の「死の灰」の影響も受けた。何回も実験海域に漁業に出た結果、22人の乗組員中13人が亡くなっている。また、新生丸は、高知県宿毛市の内外ノ浦から、最初のビキニ事件のときに操業に出ていて、かなり大量の灰を浴びた。「マストの横にせり出している棒にかなり積もった」という証言がある。この船は小さな船で、乗組員7人中6人がすでに亡くなっている。
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