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2012年9月 4日 (火)

彼の考え方 ②

また日本とオーストラリアは、米国の核兵器による「抑止力」で自国を防衛しようとする「核の傘下国」であり、このため、両政府は核兵器の国際規制をリードするのではなく、むしろ動きが鈍いのです。世界大会では、核兵器使用の影響に関する新しいデータについて協議されます。インドやパキスタン、イスラエルなどの地域紛争で、世界の核保有量のほんの一部が使われただけでも、かってない規模の地球的な寒冷化と少雨が続くことが、いくつかの科学グループによる研究で分かりました。突然の寒冷化は農業を破壊し、未曽有の大飢饉が世界を襲うでしょう。核兵器はあらゆる人と環境に対する脅威であり、実現可能な唯一の解決策は、核廃絶という根本的な予防であるという現実を確認し、広く知らしめる必要があります。世界保健機構(WHO)は、核兵器は人々の健康と福祉に対する最も差し迫った脅威であると明確に述べています。この空前の脅威を取り除くことは、したがって、人々の健康を守り促進することを委ねられたすべての医療者の職業的・倫理的責任といえます。日本の多くの医療者、医療従事者が、世界中から訪れる仲間と集うことを願っています。そして、今日の世界において、人々の健康に関する緊急優先課題、つまりすべての核兵器を排除するため、核兵器廃絶条約が必要であり、これ以上先延ばししてはならないという医療者たちの明確な、看過できない声を人々に届けてほしいと思います。





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