« Science 歯周炎、 歯槽骨吸収は如何に引き起こされる ④ | トップページ | 第1回シンポ ② »

2016年7月 2日 (土)

第1回シンポ ①

2016/06/19、「ともに明日へ 復興くまもと」の第1回シンポ「熊本城はいま」では、研究者・熊日記者が、報告した。コピー・ペー:先ずは、鶴嶋俊彦(熊本城調査研究センター文化財保護主幹)さんの解説を山口純(熊日)さんが、レポート。―― コピー・ペー:
 今回の熊本地震で熊本城は信じられないくらい傷んでいる。4月14日の前震による被害はまだ軽微だったが、それでも復旧にはどのくらい時間がかかるのかと落胆した。まさか、4月16日の本震であれだけの被害出るとは想像もしなかった。
 熊本城の面積は約52万㎡の石垣がある。石垣全体の約3割が修理が必要な状況で、うち50カ所・8200㎡が崩落している。重文財建築物は倒壊2棟を含め全13棟、復元建造物は倒壊5棟を含め20棟に被害。地盤の陥没・地割れも70ヵ所(約1万2345㎡)。
 前震では何とか無事だった石垣が、本震で崩壊した。地震の揺れで石垣の上に地割れができ、石垣の裏側に詰め込まれているグリ石などに隙間が発生。石垣が揺さぶられたことで、グリ石が沈み込み、その影響で石垣が大きく膨らんで崩壊に至ったと考えられる。石垣の膨らみや緩みは宇土櫓など多くの場所で見られ、今後も被害が拡大する可能性がある。馬具櫓台は5月10日になって崩落した。
 1889年(m-22)、大地震で被害を受け、陸軍が石垣を積み直した箇所での崩落が目立つ。”一本足”の角石で辛うじて支えられている飯田丸五階櫓の石垣の上半分もその一つ。元々崩れやすい場所だったということだが、当時の修復のやり方に問題はなかったか検討しなければならない。枡形などの箇所に見られる、幅の細い石垣に損傷が大きかったのも特徴。
 どのように石材を安全に回収し、修復につなげていくかが大問題になる。また、今後の天候や余震の具合では、さらに被害が拡大するおそれがある。
 国の特別史跡である熊本城の石垣復旧工事は、本質的な価値を損なわないように進める必要がある。崩落した石材一つ一つにナンバーを付け、位置を記録し、特徴を観察してどこに戻すか検討する。大変な作業が待っており、本格的な復旧工事はまだ先になる。
 市民の生活が最優先だが、熊本城の完全修復なくして熊本の復興はない。





« Science 歯周炎、 歯槽骨吸収は如何に引き起こされる ④ | トップページ | 第1回シンポ ② »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第1回シンポ ①:

« Science 歯周炎、 歯槽骨吸収は如何に引き起こされる ④ | トップページ | 第1回シンポ ② »