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2016年11月 7日 (月)

広多さんの Report 2016 / 10 、 ①

広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんの報告をコピー・ペー:
 2016年9月11日~12日の2日間、「G7神戸保健大臣会合」が神戸市で開催された。G7(日本、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、英国、米国)とEUの保健担当大臣に加えて、ラオス、ミャンマー、シンガポール、タイの保健担当大臣、WTOなど関係国際機関の責任者らが参加し、この5月の伊勢志摩サミットでまとまった「国際保健のためのG7伊勢志摩ビジョン」を受けて、世界規模での保険課題を協議した。12日には、その成果を総括した共同声明を「神戸コミュニケ」として採択し、発表した。
 「神戸コミュニケ」は冒頭で「保健は根本的に地球規模の課題である」として、G7各国はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成向けて行動すると宣言す。具体的な目標には、①公衆衛生危機に対する国際保健の枠組みの強化、②UHCの達成と高齢化を焦点とする生涯を通じた健康の促進、③薬物耐性(AMR)、④研究開発とイノベーションを挙げた。
 ①では、WTOを中心に国連機関の機能を強化するとともに、エボラ出血熱の流行への対応でも評価された改正国際保健規則(IHR)の能力を強化してパンデミック等への対応を準備することを提言。国連総会での協議の進捗にも期待を示した。本コミュニケで最も紙幅を割いているのは②で、ここでは「UHC」「健康的で活動的な高齢化に備えた保険システムの確立」「認知症」の3項目を挙げて対策を提言した。
 「UHC」の達成に向けては、感染症対策に留まらず、女性、子ども、高齢者、難民といった脆弱な人々のニーズに対応することが重要であると指摘し、「UHC2030のための国際保健パートナーシップ(IHP)」や「アフリカにおけるUHC」等の枠組みが立ち上がってきたことを歓迎して、それらと協議していくことを表明した。




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