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2017年1月23日 (月)

「トランプ現象」とTPP ①

神保太郎(ジャーナリスト)さんは述べている、コピー・ペー:
奇怪なラブコールへの同調
 ドナルド・トランプ氏が米国大統領に決まってから、「日米同盟」や「信頼関係」という言葉がさかんに飛び交うようになった。同盟や信頼が危うくなったからであろう。安倍首相は、当選後のトランプ氏に外国首脳として真っ先に面会を許された。
 「まさに今、人事で大変お忙しいときに時間を割いていただいた。二人で、本当にゆっくりと、じっくりと、胸襟を開いて、率直な話が出来たと思っている。(中略)共に信頼関係を築いていくことができる、そう確信のもてる会談だった」
 会談の後、興奮冷めやらぬ表情で語っていたが、信頼関係とは、通訳を交えた一時間半ほどの初対面の会話で確信できるほど、お手軽なものなのか。五〇万円もするゴルフのドライバーを贈呈し、トランプ氏から「アメリカを、偉大な国に、再び」と書かれた選挙キャンペーンの帽子をもらった。
 世界は、こんな男がアメリカの大統領になって大丈夫か、と疑念をもって見つめている。そんな時、日本の首相が真っ先に駆け寄り、「信頼できる指導者だ。私は確信した」と世界に向けて太鼓判を押した。これではまるで「ご機嫌取り」ではないか。可愛い奴と思ってもらいたい日本の首相と、外交舞台でヨイショが欲しい米国大統領。お互いの事情が噛み合ったイベントだが、独立国としての尊厳はどうなったのか。
 日経は、「合うこと自体が成果」と書いた。産経は「同盟維持端緒つかむ」。読売はアーミテージ元米国務副長官に語らせ、「早期の安倍会談 大きな意味」と見出しに打った。「安倍首相は次期大統領と直接面談を果たした初のリーダーとなり、私も誇らしく思っている」とアーミテージ氏は言う。日本の首相が最初の訪問者に選ばれたのが、なぜ彼にとって「誇らしい」のか。元祖ジャパンハンドラーともいえるこの人物(アーミテージ)は現役の頃も日本にあれこれ指示していたが、退職後も外交顧問かのような振る舞いをしている。そんな人物の意見を日本のメディアは読売に限らず、ことあるごとにお伺いする。
 日本はいまだ占領下、と思えば納得がいく。宗主国のトップが馴染みのない人物に変われば、首相は飛んで行ってご挨拶。一番に会ってもらってうれしい。「日米同盟の維持」が大事と言うが、同盟とは対等な関係が条件のはずだ。行動の軽さを自覚できない安倍首相。それに調子を合わせるメディア。国連総会があった9月、米国を訪れた安倍首相が会ったのはヒラリー・クリントン候補だけだった。トランプ氏のことは無視した。当選の可能性無、と判断したからなのか。接触できる人脈さえなかった。日米関係重視と言いながら希望的観測に寄りかかるだけの手抜き外交が、トランプ氏の当選で露わになった。






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