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2017年3月14日 (火)

水銀に関する水俣条約 「歯科用アマルガム」 ①

吉村健太郎(昭和大学歯学部助教授)・上条竜太郎(昭和大学講座教授)さんらのレポートより   コピー・ペー:
 2013年10月、水銀および水銀化合物による環境汚染健康被害を防ぐため「水銀に関する水俣条約」が国連条約として採択。「水俣条約」という名称は、有機水銀による公害病である水俣病(海外では「Minamata disease」として広く知られている)と同じ被害を繰り返してはならないという決意のもとに名付けられ、最終的な全権代表外交会合による採択・署名は水俣市および熊本市で行われた。
 本条約は国際的な水銀管理を目指すものであり2016年4月の時点で129カ国が締約している。本条約の第四条「水銀添加製品」に基づき、歯科用アマルガムは規制措置の対象となった。
 日本歯科医師会は本条約の締結に際し「環境汚染対策としてアマルガム使用の廃絶に取り組む」と声明を出しており、実際に2016年度の診療報酬改定では特定保険医療材料としての充填用銀錫アマルガムは廃止された。しかし、歯科用アマルガムの安全性については国際的に確認されており、同声明では「う蝕などの問題が無い限り口腔内のアマルガム修復物は原則として除去すべきでではない」としている。一方、除去する際には、「環境への影響を最小限にするための適切な回収方法を検討すべきである」と述べられている。海外における歯科用アマルガムの使用は我が国と異なり、現在でも修復材料として広く使用されている。本稿では環境汚染対策としての歯科用アマルガム中の水銀の取り扱いに関する国内外の現状を紹介する。





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