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2017年3月13日 (月)

Report2017 データヘルス ②

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 一方、同じく1月12日には「データヘルス時代の質の高い医療の実現に向けた有識者検討会」が報告書を発表して、―― 座長:医療経済研究機構所長・西村修一さん
 データヘルス改革の方向性について提言。
 報告書は、「社会保険診療報酬支払基金をはじめとする審査支払機関には、レセプト電子化により、年間20億円のビッグデータの集積が進んでいる」として、審査支払機関は「保険者の信頼を得るチェック機能を効果的・効率的に果たすことだけにとどまらず、その保有するデータを十分に活用した役割を果たすことがより一層期待されている」と述べているのだ。
 この検討会では、審査業務の効率化・審査基準の統一化に関する事項と併せて、ビッグデータ活用に関する事項を検討してきた。
 前者については、従来の審査支払機関におけるシステムは必ずしも業務遂行に資するように設計されておらず、情報セキュリティへの対応も不足していたと指摘した。業務のプロセスを見直し、コストパフォーマンスが高い最適なアーキテクチャーによる業務・システムの実現のために新基本設計でシステムの設計・構築が不可欠だとしている。また、コンピューターチェックルール等の統一も整備する必要があると書き込まれている。
 ビッグデータの活用についてこの報告書は、国保にあるインフォメ―ションだけでなく、特定健診等のインフォメーションがある被用者保険のインフォメーション、介護保険サービスのインフォメーション迄を連結出来るようにすることで、個人の健康・医療・介護に関するヒストリーをライフサイクルの中でビッグデータとして分析することができると述べ、「民間を含むスペシャリストに依る分析を幅広く行い、―― 結果を、保険者や現場の医療関係者等にフィードバックすることで、医療の質の向上や、保険者機能の強化等を果たしていくべきである」としている。
 改革推進本部によれば、「このようなシステム機構は、我が国のIT史上でもまれに見る大規模なシステム環境整備」である。医療の現場も大きく変貌していくことになる大改革が始まった。
 





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