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2017年8月28日 (月)

加計学園問題の本質 ①

藤田英典(共栄大学教授)さんの「加計学園問題の本質は何か」に就いて私見を述べているのでそれをコピー・ペー:
 加計学園問題(以下、加計問題)には大きく分けて二つの側面がある。一つは、①「総理のご意向」――直接的な支持・発言ないし忖度――があったかどうか、②公正公平であるべき教育行政が歪められたかどうか、という実質的問題。もう一つは、その実質的問題に関わる野党議員やマスコミの③追及(真相解明要求)と④責任追及・批判に対する安倍首相や菅官房長官をはじめ官邸サイドの対応の仕方の問題性である。そして、その背後には、⑤利益相反と⑥モラル・ジレンマという倫理的問題がある。ここではまず、①から④までについて、その問題の性質と構図を確認しておく。
 ①については、官邸サイドや国家戦略特区諮問会議(以下、諮問会議)の有識者議員は「総理のご意向」も忖度もなかったと言い張るのに対し、野党議員やマスコミはあったはずだとして、真相究明を求め(③)、責任を追及する(④)。
 ②については、加計学園への便宜供与・利益誘導と京都産業大学(以下、京産大)の特区提案に対するアンフェアな扱いと排除、及び大学設置審査を所管する文科省への不当な圧力が注目されるが(④)、問題は他にもある。
 以上を踏まえて、まず、②公正公平であるべき教育行政がどのように歪められたかについて概説し、その次に①「総理のご意向」――直接的な支持ないし忖度――があったのかどうかを事実に基づいて検証する(③)。次いで、6月15日と16日に相次いで公表された文科省と内閣府の追加調査の結果の信憑性について検討し、そのうえで、利益相反とモラル・ジレンマについて論述し、最後に加計問題だけでなく、森友学園問題や共謀罪法案の審議と強行採決など、今期通常国会で明らかになった安倍政権の横暴と民主主義・自由社会の危機について私見を簡単に。





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