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2017年10月22日 (日)

「安倍的なるもの」批判を ②

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また、アルハンブラのような、素晴らしい先進イスラム文化を受け継いだスペインまでが、バルセロナで「イスラム国」(IS)のテロに襲われたのに大きな衝撃を受けた。同国の有志連合への参加が招いたものだが、背景には第一次大戦終結時に中東・イスラム圏の分割を図った欧州大国が、依然としてコロニアリズムを清算しきっていない点にも、大きな問題がある。日本の市民運動としても、テロには批判をし、自らアジアにおける植民地主義の清算に努力を傾けつつ、同時に、欧州各国に対してコロニアリズムの克服への努力を促す発言も、行っていくべきではないか。
 最後に、日本固有の歴史的経験を踏まえれば、唯一の核被爆国であればこそ、核兵器禁止条約に背中を向ける政府を打倒、その締結実現に取り組む政治勢力の結集に全力を傾けることが、重要な課題として浮かび上がる。今夏の広島・長崎の原爆忌はそのことを痛感させた。長崎の被爆者が安倍首相に投げかけた「あなたはどこの国の首相か」という言葉が忘れられない。先に条約締結に動いた市民は、被爆国・日本の加盟によって条約が完璧なものになる、と理解している。この面での日本の市民運動の成果が、世界的に待たされているのだ。こうした政治勢力の結集こそ、安直な「受け皿」論を粉砕、「「安倍的なもの」と無縁な政府の実現を可能とし、新たな歴史の大道を拓くことに繋がるのではないか。





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