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2017年10月19日 (木)

危険機種 誰が責任を取る? ①

松本剛(琉球新報)さんのリレーコラム「沖縄という窓」よりコピー・ペー:
 この不気味な輸送機が民間用なら、調達する航空会社はどこにもないだろう。軍用機だから飛び回っていられる危険機種が世界中で墜ち続けている。
 米海兵隊普天間基地所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米豪合同演習中の2017/08/05、オーストラリア東部の沖合に墜落した。長崎県の佐世保基地を拠点とする強襲揚陸艦を飛び立った後、別の揚陸艦に着艦する際、甲板に衝突して水没した。乗員3人が死亡した事故は良好だった天候のせいにすることができない。機体の構造上の問題が、操縦ミスなど人為的な要因のどちらかが墜落原因だろう。
 普天間基地を拠点とする24機のうち、12機に1機に当たる2機が8カ月足らずで墜落する異常事態に愕然とする。オスプレイは、離着陸コースに住む沖縄県民の頭上を飛び交う。普天間基地から約1km足らずに自宅を構える友人は、機影が目に入るたび、子どもたちに家の中へ入るよう促している。友人は「『いつか墜ちる』という恐怖感が募り、妻はほとんど近所を出歩かなくなった」と嘆いた。
 沖縄への配備が強行された2012年はネバダ州、2014年はペルシャ湾、2015年はハワイ州で落ち、兵士合計4人が死亡した。さらに、2016/12/13、夜間の空中給油訓練中に制御不能に陥ったオスプレイが名護市辺野古沖の新基地建設現場に近い安部集落の海岸に墜落した。機体がバラバラに砕け、波間に漂った。その翌日(2016/12/14)に普天間基地で胴体着陸する事故を起こし、2017年6月には伊江島と奄美空港で緊急着陸している。
 危険機種と呼ぶしかないオスプレイの「安全性」は地に堕ちている。日本政府が「安全」と強弁することはもうやめるべきだ。結論は一つ。オスプレイは飛べば飛ぶほど、どこかで堕ちる確率が高まるのだ。
 墜落するたびに米軍は小手先の点検をするだけで、すぐに「安全性は問題は無い」と結論付ける。軍事最優先の運用に飛行を止める選択肢はない。
 





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