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2017年11月 2日 (木)

Science 保険適用のCAD/CAM用レジンブロックの特徴 ③ー<2>

続き :
従来から使用されているCAD/CAM 用セラミックブロックである VIT は水中保管1週間では、ほとんど曲げ強さは変化していない。曲げ強さの減少の原因は水中保管によるレジンの変化、シリカの表面処理の劣化が考えられるが、セラミックスではこのようなことは観察されない。 水中保管1週間後の値は臼歯部用セラミックスの接着性材料で装着するセラミックス単冠の規格で必要とされる100MPa より大きな値であった。
 曲げ弾性係数は材料の初期の弾性変形のしやすさを示す値で、弾性係数が大きいほど変形しにくく、硬く感じる。保険適用でCAD/CAM 用レジンの曲げ弾性係数は乾燥状態で9.0~29.0 MPaで、水中保管1週間後でも 7.3~28.0 MPa とあまり変化していない。特にENAの弾性係数は大きく、VITと同様に水中保管1週間では変化していない。これは、他のレジンブロックはレジンが硬化する際にフィラーと一体化するのと異なり、ENAではセラミック構造体にレジンが充填されたためであり、弾性係数が大きく、水による影響を受けにくいためである。





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