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2018年1月21日 (日)

iPS  初の重篤合併症

2018/01/17、の「熊日」記載記事では、コピー・ペー:
 神戸市立医療センター中央市民病院と理化学研究所などのチームは01/16、他人の人工多能性幹細胞(iPS 細胞)から作った網膜の細胞を、目に重い病気のある患者に移植した世界初の臨床研究で、70代の男性患者に網膜がむくむ合併症が起きたと発表した。
 理研によると安全性などを確かめる iPS 細胞の臨床研究で重篤事例の発生は初めて。
 原因の一つとみられる「網膜前膜」 という部分を2018/01/15 に手術で除去した。理研の高橋政代プロジェクトリーダーは記者会見で「治療で入院を伴うため重篤のカテゴリーに当たる」としたが、「緊急性や生命への影響はない」と説明した。
 チームによると、男性患者は、網膜に障害が起き失明することもある「滲出型加齢黄班変性」である。2017/06、に、中央市民病院で iPS 細胞から作った網膜細胞を含む溶液を目に注入したが、逆流が起きて網膜前膜を形成し、網膜がむくむ「網膜浮腫」となった可能性が高いと分析している。
 「移植手術による合併症とみられるが、iPS 細胞への拒絶反応や、副作用ではなく、逆流を防ぐ改善の余地がある」とした。
 ステロイドや抗 VEGF (血管内皮増殖因子)を投与したが改善が期待できず、網膜前膜を除去した。術後の経過は順調という。
 再生医療安全性確保法は医療機関などに対し、再生医療が原因と疑われる一定の疾患や障害等を確認した場合、厚労相への報告を義務付けており、このチームはこれに該当すると判断した。




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