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2018年8月 2日 (木)

Clinical がん歯科支持療法 ②

続き:
1. がん治療について
 がん治療には、「手術」、「抗がん剤」、「放射線」の3つの代表されるがんを治す治療だけでなく、もう一つの柱として副作用や合併症に対処しがん患者の療養生活を支える「緩和ケア」「支持療法」がある。
        がんを治す治療
         手術、抗がん剤、放射線、他
        患者さんを支える治療
         緩和ケア (疼痛・症状)、
         支持療法 (副作用対策)
         ▶ 「歯科支持療法 /口腔ケア」
 過去、がんは不治の病とされていたが、1980~90年代頃には治療法の進歩により、徐々に長期の生存が望めるようになった。しかし、その時代では治療を行うことがすべてにおいて優先され、治療に伴う副作用への対処は二の次となり、がん治療は辛く苦しいものとして患者は我慢を強いられていた。
 2000年代に入りWHOの国家的がん対策プログラム(2002年)が提唱され、日本でもがん対策基本法の制定(2006年)、がん対策推進基本計画の策定(2007年、2012年、2017年 : 5年毎に改定)が行われた。
 この政策では、科学的治療法の開発やがん死亡率の改善だけでなく、患者やその家族の療養生活の質を維持するための緩和ケアや支持療法の重要性が明文化されている。
 静岡がんセンター(静岡県立)では、2002年の開院時~全国に先駆けて患者を支える治療にも注力し、がん治療時のチーム医療、リハビリテーション、口腔ケア等の支持療法を積極的に推進してきた。
 現在では、これらのがん支援療法は全国の病院で取り組まれるようになり、日本のがん医療は治療の質も求められるようになっている。




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