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2018年9月29日 (土)

Report 2018 介護医療院 ①

広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんのレポートを載せる。コピー・ペー:
 介護医療院の開設が進んでいる。介護医療院は、介護保険法の改正によって2018年4月から創設された新しい類型の高齢者施設で、厚労省は「長期的な医療と介護ニーズを併せ持つ要介護者を対象とし、『日常的な医療管理』や『看取りやターミナルケア』等の医療機能と『生活施設』としての機能とを兼ね備えた介護保険施設」と説明。
 同省の発表では、6月30日現在、全国で21施設、400床が開設されている。
 介護医療院は介護保険法律で規定され、サービスに対しては介護報酬が支払われるが、医療法では医療提供施設として位置づけられている。
 病床ではないが、医療を提供できる介護施設ということになる。
 これまで長期療養が必要な患者を受け入れたきた医療機関の療養病床としては、介護療養病床と医療療養病床があって、介護療養病床はより介護が必要な患者向けとされていた。
 しかし実態調査の結果、両者の入院患者の背景にはほとんど差はないことが明らかになり、介護療養病床と医療療養病床の一部(看護配置25対1)は2011年度末で廃止することが決定した。
 しかし廃止・転換が一向に進まないため、最終的には介護療養病床は2024年3月まで設置期間が延期されている。廃止・転換が進まない最大の理由は廃止後の受け皿がないことだった。そこで多くの議論を経て誕生したのが介護医療院である。
 これまで介護療養病床等が担ってきた日常的な医学管理や看取り、ターミナルケア等の長期療養の医療機能に加えて、要介護高齢者の住まいとしての機能を兼備した新サービスだ。
 これまでの介護療養病床はあくまでも療養のための入院ベッドなので、一定期間加療を行って状態が安定すれば退院しなければならなかった。介護老人保健施設も同様で、在宅復帰をめざす医療提供施設とされているので、一定の療養の後は”退院”しなければならない。―――→続く。





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