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2018年10月29日 (月)

Report 2018 運動不足解消 ①

広多勤(横浜ヘルス代表)さんの小文章を記載する。:

 WHO(世界保健機構)の研究グループは、世界の成人(18歳以上)の 1/4 に当たる14億人以上が運動不足であり、世界全体として運動不足解消の努力は成果を挙げていないとする研究結果を発表した。

 研究グループは世界168か国の人口調査などの統計から約190万人のデータを調べた。WHOでは1週間の適切な運動量として、ヴォーキングなどの緩めの有酸素運動ならば150分以上、サッカーやジョギングなどの激しい有酸素運動ならば75分以上などを推奨しているが、55か国で 1/3 の人がこの基準を満たす運動をしていなかった。

 運動不足の人の割合は、ドイツ42%、イタリア41%,米国40%など高所得国で多く、日本も36%とその例外ではなかった。

 WHOは2025年までに運動不足の人を10%減らす目標を掲げているが、現状では目標の達成は難しいと研究グループに警告している。

 運動不足の解消は、我が国でも大きな健康課題になっている。2013年度から始まった「二十一世紀における第二次国民健康づくり運動〔健康日本 21 (第二次)〕」でも目標項目に挙げられており、「運動習慣のある者の割合」を 2022 年度には、20歳~64歳の男性で36%、女性では33%に、65歳以上の男性で58%、女性で48%とすることを目標値として掲げている。

 それが2017年の調査結果では、20歳~64歳の男性26.3%、女性20.0%、65歳以上の男性46.2%、女性39.0%であり、この10か年計画のスタート時点からほとんど改善がみられていないのが現況。

 また、もう一つの身体活動・運動に関する項目である「日常生活における歩数の増加」の2022年度の目標値は、20歳~64歳の男性9000歩、女性8500歩、65歳以上は男性7000歩、女性6000歩だが、現況(2017年の調査結果)は20歳~64歳で男性は7636歩、女性6657歩、65歳以上では男性5597歩、女性4726歩で、いずれも計画のスタート時点より歩数が減ってしまっている。




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