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2018年11月29日 (木)

Report 2018 「健康日本21(第二次)」 中間評価 ②

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 今回の中間評価で全53項目のうちでも唯一「c 悪化している」と評価されたのが、「③歯周病を有する者の割合の減少」だ。20歳代では「歯肉に炎症所見を有する者の割合」は減少しているものの、40歳代と60歳代では「進行した歯周炎を有する者の割合」が増加していることから、「c 悪化している」とされた。
 報告書では、高齢期での現在歯数の増加に伴って歯周病、う蝕に罹患する可能性が高まることから、定期的な歯科健診の普及や喫煙対策などの歯周病の予防対策を進める取り組みが必要であると指摘している。
 また、歯周病の有病者率の増加の要因として、「歯周疾患検診マニュアル」が2015年に「歯周病検診マニュアル2015」に改定され歯周病の評価が見直されたことによる影響とのことによる影響との指摘もあるため、新しい評価方法の下での有病者率の動向などを注視する必要があると述べている。
 因みに、2016年の歯科疾患実態調査では「4mm 以上の歯周ポケットを有する者の割合」は2011年の前回調査と比べてほぼすべての年代で増加している。
 報告書は全体の中間評価として、最終的な目標である健康寿命の延伸や健康格差の縮小に向けて、「国民の健康増進の総合的な推進を図る本計画は全体として前進している」としつつも、個別の目標項目では策定時から改善はしているものの、今の改善状況では最終目標への到達が危ぶまれるものもあり、必ずしもすべての目標項目が順調に改善しているわけではないと指摘。
 「国、都道府県、市区町村、保険者、保健医療関係団体、産業界と言った関係者が総力を上げ、健康増進に向けた対策が充実強化されることにより、最終評価までにより一層の推進を図りたい」としている。





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