« 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―① | トップページ | 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―③ »

2018年12月25日 (火)

歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―②

続き:

◎ 研鑚を積む歯科医師・そうでない歯科医師

 提供される標準的な歯科医療の質が高まると、患者のニーズは次の高度なレベルに到達する。1958年以降の国民皆保険の歴史を振り返れば、技術・材料の進歩により、数年前では、考えられない良い質の歯科医療が当たり前に保険診療で提供される時代となっている。

 患者のニーズに対し、専門性をさらに高めた「スペシャリスト」として応えることはすばらしいことである。スペシャリストは、ある特化した専門領域で知識・技術の研鑚を認定された歯科医師であるが、

 一方で、「スペシャリスト」ではない歯科医師が、研鑚を積んでいない歯科医師であると勘違いされることだけは避けねばならない(勘違いさせてもいけない)。

 もっぱら一般的な歯科診療を担う歯科医師もプロフェッショナルとして、高度化する歯科医療全般について研鑚を積み、患者のニーズに対応していることは紛れもない事実である。

 混乱を防ぐためにも「プロフェッショナル」と「スペシャリスト」の関係の明確化も必要となろう。

 そして、プロフェッショナルと社会との契約のもと、プロフェッショナルとしての研鑚を積まない歯科医師は構成員として認められないわけだが、この点で、研鑚の証を公に示す方策が重要となってくる。




« 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―① | トップページ | 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―③ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―②:

« 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―① | トップページ | 歯科医療人材育成・歯科医療の管理(Ⅱ)―③ »