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2019年1月29日 (火)

Clinical 脳腫瘍が原因→非歯原性歯痛 ①

野間昇(日本大学歯学部口腔診断学講座准教授)さん・林誠(日本大学歯学部保存学教室歯内療法学講座准教授)さんの共同研究文より解説している。 コピー・ペー
はじめに
 非歯原性歯痛は、日本口腔顔面痛学会が発行したガイドラインにおいて①筋・筋膜性歯痛、②神経障害性歯痛、③神経血管性歯痛、④上顎洞性歯痛、⑤心臓性歯痛、⑥精神疾患または心理社会的要因による歯痛、⑦突発性歯痛(非定型歯痛を含む)、⑧その他様々な疾患により生じる歯痛に分類される。
 三叉神経痛は②神経障害性歯痛に含まれ、血管や腫瘍の圧迫、多発性硬化症などの脱髄性病変により神経根の脱髄が起こり、その部位に異常発火が生じる。
 三叉神経痛に起因する歯痛としては、三叉神経痛の前駆症状としての歯痛、三叉神経痛の歯痛様症状、脳腫瘍に随伴する三叉神経痛が歯痛症状として発現することが報告されている。
 三叉神経痛の症例では、前駆症状として歯痛、鈍痛などが生じることがある。これらの病態はこれまで「非典型的三叉神経痛」、「前三叉神経痛」、「三叉神経タイプ2」、「持続性顔面痛を伴う三叉神経痛」と呼ばれていた。
 2018年に国際頭痛分類第3版 (ICHD-3)に公開された新分類では、このような持続痛を主徴とする病態を三叉神経ニューロパチーと総称するとしている。これまで筆者ら(野間、林)は、脳腫瘍による症候性三叉神経痛および三叉神経ニューロパチーの症例を経験し、
 2017年に Journsl of Endodontics にて『Painful trigeminal neuropathy attributed to a space-occupying lesion presenting as a toothache : a report of  4 casas』 の掲載に至った。ここでは、本論文の内容に感覚検査方法、国際頭痛学会新分類を加え、Outline を解説する。





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