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2019年6月 1日 (土)

Report 2019 手術支援ロボット ①

広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんの医療関連の「レポート}を載せる。コピー:ペー:

 

 手術ロボットの活躍の場が広がっている。

 「手術ロボット」は、外科医に代わって単身で手術をこなすようなロボットではなく、腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術などの低侵襲手術をロボット技術のサポートでより安全に行う「手術支援ロボット」のことを指す。

 現在、手術支援ロボットとして世界を席巻しているのは、1999年に米国で開発された「da Vinci (ダビンチ)」と名付けられた装置だ。これまでに世界で約5000台近くが導入されており、日本では2009年に薬事承認を得て、現在、全国で約300台が導入されている。

 2012年には「ロボット支援下内視鏡手術」として前立腺がん手術が、2013年には腎がん手術が保険適用となっている。

 2018年度の診療報酬改定で、この「ロボット支援下内視鏡手術」の保険適用の対象が一気に12術式増えた。腹腔鏡下手術では胃切除術、噴門側胃切除術、胃全摘術、直腸切除・切断術、膀胱悪性腫瘍手術、子宮悪性腫瘍手術、膣式子宮全摘術の7術式、

 胸腔鏡下手術では縦隔悪性腫瘍手術、良性縦隔腫瘍手術、肺悪性腫瘍手術、食道悪性腫瘍手術、弁形成術の5術式だ。

 心臓領域から呼吸器、消化器、婦人科領域まで広範に、ロボット手術が保険適用内で受けられることになった。

 患者にとっては朗報だが、これで一気にロボット手術の裾野が広がるには課題が残された。 

 

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