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2019年7月18日 (木)

Clinical オーラルフレイル●口腔機能低下症を理解する ③

続き:

 

2. 口腔機能低下症とは

 

 口腔機能低下症は、オーラルフレイルの第3レベルの中に位置している疾患。今回、オーラルフレイルと口腔機能低下症の関係性が明確になったことにより、この2つの用語が使いやすいものとなった。

 口腔機能低下症は、加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している疾患と定義されている。また、口腔機能低下症の病態として、「放置しておくと咀嚼機能不全、摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なう。高齢者においては、う蝕や歯周病、義歯不適合などの口腔の要因に加えて、加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすく、また、低栄養や廃用、薬剤の副作用等によっても修飾されて複雑な病態を呈することが多い。そのため、個々の高齢者の生活環境や全身状態を見据えて口腔機能を適切に管理する必要がある」とされている。

 口腔機能低下症の検査項目は、オーラルフレイルの第3レベルを代表する機能を評価しているが、すべての口腔機能を評価しているわけではない。口腔機能は、多くの機能を包含するものであるため、すべてを検査することは非現実的であって、検査項目数には時間的、経済的な制約があるためである。

 

※ 口腔機能低下症の定義 ※

  加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している疾患。放置しておくと咀嚼機能不全、摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なう。

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