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2019年7月15日 (月)

Report 2019 0402 通知 ③

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 2016年の「医師・歯科医師・薬剤師調査」の結果では、2016/12/31、時点での日本の薬剤師数は30万1323人で、2年前の前回調査に比べ1万3172人、4.6%増加し、初めて30万人を超えた。人口10万対薬剤師数は237.4人で、これは OECD 加盟国の中でも最多だ。そして、2019年3月に薬剤師国家試験の合格発表があり、1万194人の薬剤師が新たに誕生した。しかし薬剤師の不足傾向は解消されていない。

 この最大原因は、日本の薬剤師には薬剤師でなくても出来る業務が多すぎるからだと指摘されてきた。

 例えば米国やカナダなどの薬剤師は、薬剤調整業務は殆どしないという薬剤師のするべきことは患者の薬物治療に責任を持つことであり、薬剤調整は薬剤師の下でテクニシャンが行うそうだ。高度な専門教育を受けた薬剤師でなくても出来る仕事は非薬剤師に移管するタスク・シフティングが徹底しているのだ。

 医師や看護師など医療専門職の”働き方改革”では、いかにしてタスク・シフティングを進めるかが大きな課題になっている。薬剤師もその例外ではない。

 この A 4 用紙で2ページの「0402通知」を契機に、薬剤師の業務のあり方の見直しが始まっている。

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