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2019年9月28日 (土)

Report マイナンバーカードと健康保険証 ③

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 これについては、このほどの健康保険法等の改正によって、被保険者番号は世帯単位ではなく、個人単位に定めることになった。個人単位化は、2021年3月から開始予定。ただし、全国民の健康保険証を一斉に個人単位の被保険者番号表記に切り替えるわけではなく、新規発行時等に順次切り替えていくことになるので、当分の間、患者の持参する保険証は世帯単位の記号番号のものと、個人化したものとが混在することのようだ。

 さらにマイナンバーカードと個人の医療情報がひも付けされて管理されていく可能性についても、現場の医師等を中心に警戒感が強い。

 こうした現場の不安を残しながら、マイナンバーカードを健康保険証として利用するための利用登録が2020年春から始まる。一定期間内にこの利用登録すると「自治体ポイント」を付与することも具体的に検討されている。政府はかなり前のめりに取り組もうとしているようだが、「健康保険証利用」という起爆剤によってマイナンバーカードの普及がどこまで計画通り進むか、それは不透明だ。

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