Report 2020 ゲーム障害 ①
広多 勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんのレポートを載せる。 コピーペー:
国立病院機構久里浜医療センターは「ネット・ゲーム使用と生活習慣についてのアンケート調査」の結果を発表した。
この調査は、厚労省補助事業である依存症に関する調査研究事業により、同センターがじっしした。世界保健機構(WHO)が作成する国際疾病分類(ICD)がこのほど改訂され、生活や心身に問題が起きてもゲームをやめられない依存状態を「ゲーム障害」という”疾患”として新たに記載したことを受け、ゲームと生活習慣の実態を調べる目的で行った初の全国調査だ。2019年1~3月に全国の住民基本台帳から無作為に10~20歳の9000人を抽出、5096人から回答を得た。
10~20歳代の85.0%が過去12か月間にゲーム機、パソコン、スマホなどを使ったゲームをしており、32.9%が平日に2時間以上、休日は12.0%が6時間以上ゲームをしていた。
ゲームと生活習慣についての設問では、「本来してはいけない状況(授業中や仕事中)でよくゲームをする」(7.0%)、「学業に悪影響が出たり、仕事を危うくしたり失ったりしても、ゲームを続けた」(5.7%)など、一部には深刻な依存症状がみられた。
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