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2020年3月11日 (水)

Report 2020 国民健康・栄養調査 ②

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 また、今回調査で「歯肉に炎症所見を有すると回答した者の割合」(年齢調整後)は22.3%で、2004年の29.7%から、2009年の25.7%、2014年の24.2%と減少しており、これも「健康日本21(第二次)」の目標値25%を達成している。

 国民健康・栄養調査は、貧困状態にあった戦後の1945年に海外からの食糧援助を受けるための基礎資料を得ることを目的に、連合国軍総司令部(GHQ)の指令によって東京都民6000世帯を対象に行われた「国民栄養調査」に端を発する。

 当初は栄養素の欠乏や発育不全に関する項目や食品の入手方法なども調べていたという。

 しかし、時代とともに調査内容も変遷し、現在は健康増進法に基づいて、食生活・栄養摂取状況、各種身体・血液検査や飲酒、喫煙、運動習慣などを調べ、国の健康増進対策や生活習慣病対策に不可欠な調査となっている。

 全国から抽出した約6000世帯を対象に厚労省が毎年1回実施している。

 2018年の調査では、毎年調査している基本事項に加えて、重点項目として所得等社会経済状況と生活習慣等に関する状況を調査した。

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