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2020年4月 7日 (火)

Report 2020 脳卒中・循環器病対策基本法 ②

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 近年、「環境基本法」、「高齢社会対策基本法」など各分野で基本法ができているが、医療・保健分野では「がん対策基本法」、「肝炎対策基本法」などがある。「基本法」とは名乗っていないものでも、例えば「健康増進法」や「歯科口腔保健の推進に関する法律(歯科口腔保健法)」などは基本法としての性質を持つとされる。基本法で定める内容は抽象的なものが多く、基本法でできたからといって具体的な施策に直結するわけではないが、当該分野の施策の方向付けを行い、他の法律や行政を後押しする「親法」の役割を果たしている。

 日本脳卒中協会や日本循環器学会をはじめ関係領域の学術団体や職能団体、患者会・家族会などは10年越しでこの基本法の立法化を求めていた。基本法が成立・施行となったことで、脳卒中・循環器疾患の予防対策、医療・介護の負担軽減につながるものと期待されている。

 この法律は国に「循環器病対策推進基本計画」の策定を義務付けている。これを受けて厚労省では、循環器病対策推進協議会(会長:永井良三自治医科大学学長)を設けて検討を進めており、2020年夏頃までに具体的な基本計画を策定したいとしている。

 

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