Report 2020 脳卒中・循環器病対策基本法 ①
広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんのレポートを載せる。コピーペー:
「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病での他の循環器病に係る対策に関する基本法」(脳卒中・循環器病対策基本法)が2019/12/01、に施行された。この法律は、循環器病が死亡の原因および介護を要する状態となる主要な原因となっていることから、「循環器病対策の基本となる事項について定めることにより、循環器病対策を総合的かつ計画的に推進すること」を目的としている。
日本の死因は首位のがんに次いで心疾患が第2位、脳血管疾患が第3位を占め、両疾患を合わせて年間約31万人以上が亡くなっている。また、介護を要する状態になった人の約20%超は両疾患が原因だ。さらに循環器系の疾患は医科診療医療費の約20%を占めている。厚労省は、これら循環器病は「生活習慣の改善等により一定の予防が可能な疾患にもかかわらず、国民の生命と健康にとって重大な問題となっている」として、総合的な循環器病対策を推進するために本法が制定されたとする。
この新法のように「基本法」と呼ばれる法律は、国の制度・政策に関する理念、基本方針を示し、それに沿って講ずべき措置を定めている。
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