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2020年5月 8日 (金)

Report 2020 風しん・麻しん最前線 ②

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 これらの感染症対策がクローズアップされているのは、海外からの訪日外国人旅行者の急増に伴って海外から持ち込まれる輸入感染例への対策が必要になってきたからだ。

 特に、オリンピック・パラリンピック東京大会の開催にあたって、競技関係者、運営関係者、観客など大勢の人々が会場等に集中して感染症の発生リスクが高まるマスギャザリングの状態が懸念されたことから、政府は感染症対策に関する関係省庁等連絡会議を設けて、風しん・麻しん対策を中心とした「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた感染症対策に関する推進計画」を策定した。

 日本は2015年にWHOにより麻しんの排除状態にあることが認定されたが、その後も海外で感染した患者を契機とした感染拡大例が散見されている。2019年は年初から患者数の増加が報告され、年間744人と排除認定以降最多の患者報告があった。

 厚労省は2020年2月18日に「麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について」とする通知を発出し、麻しん対策の強化を改めて強調したところだ。

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