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2020年10月 8日 (木)

Clinical 抗血栓薬多用時代に歯科医師が知っておくべきこと ⑥

続き:

4. 抗血栓薬は出血リスクをます

 抗血栓薬の最大のリスクは出血である。特に、脳出血および消化管出血は重篤である。アスピリンもしくはワルファリン投与で、抗血栓薬非投与群に比し、いずれも 1.8 倍程度、上部消化管出血の頻度が増加するとされる。ワルファリン投与患者における検討で、出血のリスクスコア HAS-BLED が提唱され、汎用されている。複数の抗血栓薬が重なれば当然出血リスクが高まる。

     < HAS-BLED スコア (参考文献 10 より >

 頭文字          危険因子      スコア
     H  高血圧    1
     A  腎機能 / 肝機能障害   1 or 2
     S  脳卒中    1
     B  出血または出血傾向    1
     L  PT-INR コントロール不良    2
     E  年齢(> 65歳)    1
    D  抗血小板薬や NSAIDs の使用   1 or 2
    D  アルコール依存   1 or 2
   合計 最大    10 

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