Report 2020 薬剤耐性 (AMR) 対策推進月間 ①
広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんのレポートを載せる コピーペー:
毎年11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」である。この期間中、内閣府をはじめ、厚労省、農水省など関係機関が薬剤耐性 (Antimicrobial Resistance:AMR) 対策のイベントや情報発信を集中して行っている。
国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターでは、セミナー開催、薬剤耐性対策の説明用リーフレットや TV アニメのキャラクターをあしらったオリジナルグッズを配布するほか、「薬剤耐性あるある川柳」を公募するなどの活動を行う。
また、同センターはこのほど「抗菌薬意識調査レポート2020」の結果を公表した。同調査は8月にウェブで行われ、全国 700人(男性 350人、女性 350人)を対象とした。
調査の結果では、「『抗菌薬・抗生物質はウィルスをやっつける』は間違いである」と正しく回答した人は 18.1%、「『抗菌薬・抗生物質はかぜに効果がある』は間違いである」と正しく回答した人は 25.3%だった。処方された抗菌薬を「最後まで飲みきっている」のは 45.1%で、全体の 31.6%が「飲み残した抗菌薬・抗生物質を取っておく」と回答、「取っておいた抗菌薬を飲んだことがある」人が 21.0% あった。
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