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2021年1月 9日 (土)

Report 2020 ツインデミック ③

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 さらに、1つのウィルスに感染すると他のウィルスには感染しにくくなる「ウィルス干渉」と呼ばれる現象がある。夏から秋に流行する RSウィルス感染症がインフルエンザの流行期になると終息するのは、集団レベルでのウィルス干渉作用によることが知られている。

 また、海外の研究では、3800人以上の COVID-19 患者のうち、他の感染症ウィルスに重複感染した患者はわずか 3%だったと報告がある。

 こうしたことから、COVID-19が優勢な間はインフルエンザは流行しづらいとも考えられる。

 実際に、厚労省が発表した 2020 年第46週(11月9~15日)のインフルエンザ発生状況によると、全国約 5000 の定点当たり報告数は 0.005 で、患者報告総数は23 人(昨年同期 9107 人)と著しく少ない。

 但し、COVID-19の動向がどう推移するのか、これからのインフルエンザウィルスがどのような振る舞いをみせるのかは、誰にも分からないというのが専門家の一致した見解である。準備だけは怠りなく進めておかねばならない。

 

 

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