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2021年2月 1日 (月)

Report 2021 フレイル健診 ①

広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんは述べている。 コピーペー:

 後期高齢者を対象にした高齢者保健事業による健診では、2020年4月から「後期高齢者の質問票」が導入されている。後期高齢者には、加齢に伴い心身の機能が低下し虚弱様態となる「フレイル」が健康上の大きなリスクになることに着目して、この質問票はフレイルの状態をチェックして疾病予防・重症化予防につなげるために作成されている。後期高齢者の健診が「フレイル健診」とも呼ばれる所以だ。

 40歳から74歳までの世代を対象にメタボリックシンドロームに着目した「特定健診」(いわゆる「メタボ健診」)で使われてきた従来の「標準的な質問票」は、生活習慣病の予防が主要なターゲットになっていた。

 そこで、厚労省「高齢者の保健事業のあり方検討ワーキンググループ」が、2019年10月に『高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン 第2版』をまとめた際に別添資料として『後期高齢者の質問票の解説と留意事項』が公表された。

 質問票は、フレイルをはじめ、サルコペニア、認知症なども視野に、高齢者の特性をふまえて健康状態を総合的に把握するという目的から、(1)健康状態、(2)心の健康状態、(3)食習慣、(4)口腔機能、(5)体重変化、(6)運動・転倒、(7)認知機能、(8)喫煙、(9)社会参加、(10)ソーシャルサポートの10類型で、合計15項目の質問で構成されている。

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