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2021年3月13日 (土)

Report 2021 mRNA ワクチン ②

続き:

 mRNA をワクチンに利用する試みは以前からあり、技術的な基礎研究は進んでいた。一方、世界はコロナウィルス感染症としては、これまでにSARS(重症急性呼吸器症候群:2002~2003 年)と MARS (中東呼吸器症候群:2012 年~)の 2 つの”新型コロナウィルス感染症”によるパンデミックを経験しており、これらコロナウィルスの構造やスパイクタンパクの遺伝情報などについては詳細な研究の蓄積があった。

 そこへ新たに登場した新型コロナウィルスの RNA 塩基配列が 2020/01/10 に発表されたことから、ファイザー社・独ビオンテック社の連合チームとモデルナ社の2つのグループが mRNA ワクチンの開発をスタートさせた。両グループは、それから45日には臨床試験に供する量の被検ワクチンを作成して第1相試験を開始した。

 従来型の不活化ワクチンなどに比べて、極めて迅速に大量に生産できるのは mRNA ワクチンの大きな特徴だ。

 日本政府もこれまでに合わせて 1億4000人分のワクチンを確保したと発表。主に自治体向けに、接種会場の設営や接種予約券の作成など具体的で詳細な「新型コロナウィルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」を発表。河野太郎規制改革相をワクチン担当大臣に任命して準備が進められている。しかし、肝心のワクチンはまだどれも日本では承認されていない。

 いつ、どのワクチンが、どれだけ供給されるのか 2021/01/29 現在、不明だ。

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