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2021年3月 2日 (火)

生物多様性条約 ①

道家哲平(日本自然保護協会 広報会員連携部長)さんは「世界 2」に上述する。コピーペー:

絶滅を避けるための国際的ツール

 生物多様性(Biodiversity)という言葉を聞いたことがあるだろうか。里山の田園風景で展開される春の夕暮れのカエルの大合唱というのどかな印象を持つ人、夏の帰宅時、マンションの光に集まってきた昆虫やセミに、急に飛んでこないかびくびくした経験を想像をする人もいるだろうか。あるいは、ライオンやサメがハントするダイナミックな姿を思うだろうが。私(道家)は、子どもの頃、父親の職場に連れられて行ってもらって眺めた「ホタル」が頭に浮かんだ。初夏、早い晩御飯を食べ、母に連れられ、長い時間かけて、住んでいた都心から相模大野にある父親の職場に電車とバスを乗り継いで向かい、ホタルを見せてもらった。夏の恒例行事とまでのものではなかったが、二、三回は連れて行ってもらった記憶がある。しかしある年、水質が悪くなってみられなくなってしまったと父から聞いて、残念に思った記憶がよみがえる。ホタルと水のつながりの深さなど、その頃は想像もできなかった。 

 まだまだ知られていないが、国際条約、あるいは、国際社会で語り合う時、この雑誌特集タイトルにあるような「大絶滅の時代」を理解して、その処方箋を考えるためには、おそらく、この「生物多様性」という言葉がもっとも便利で、適切だと筆者(道家)は考える。本稿では、生物多様性という言葉にも触れつつ、この大絶滅時代を「持続可能な地球・社会・経済構築時代」に変えようという国際社会の共通ツールである「生物多様性条約」の動きを紹介しよう。

 

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