Report 2021 mRNA ワクチン ③
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ヨーロッパでは英国などで発見された変異株が新たな感染の大波を起こしている。モデルナ社はこれら変異株にも現在のワクチンが有効であることを示すとともに、早くも変異種に対応して標的タンパク質のデザインを修正したワクチンを開発していることを明らかにしている。これも mRNA ワクチンならではの強みだ。
mRNA ワクチンは超低温での保管など、これまでのワクチンとは異なる取り扱いも必要だ。しかし、新型コロナウィルス対策に対して一定の成功を収めつつある mRNA ワクチンは、今後、様々な感染症対策でも活用が期待される。また、がんワクチンとしての可能性も研究が進んでおり、mRNA 医薬の治療への応用の実用化にも大きな発展が期待されている。
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