Report 2021 COVID-19 対策への提言 ①
広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんのレポートである。:コピーペーする。
日本学術会議は、「新型コロナウィルス感染症対策の検討について」と題した幹事会声明を 2021/02/09、発表した。
同幹事会は、世界が1年以上にわたって新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) の拡大に苦しみ、現在もその制御に成功していない中で、日本では一部地域への 2回目の緊急事態宣言が発出されたと指摘。より長期的な視野で新型コロナウィルス感染症対策が適切に講じられことを期待して、見解を発表した。
同声明は、新型コロナウィルス感染症への対策は「本来なら死なずに済む人が亡くなる」という事態を防ぎ、「誰一人取り残さない」という社会的包摂の理念のもとに展開されるべきだとし、その実現のために「科学の知見」、「大事な価値」、「信頼とコミュニケーション」、「今後に向けて」の 4つの視点から基本的な考え方を提言している。
まず「科学の知見」については、新型コロナウィルスに関する科学には不確実性が伴うことを踏まえつつ、現時点での科学の知見を最大限尊重して対策を検討することが重要だとする。そのうえで、感染症対策を講ずる際には、科学研究の進展に伴い、柔軟に修正を行えるようにすべきだとしている。
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