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2021年10月 8日 (金)

Report 2021 世界アルツハイマー月間 ②

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 しかし、認知症発症のメカニズムはまだ充分には解明されておらず、確立された根本治療法はなく、確実な予防法もないのが現状だ。国際アルツハイマー病協会によれば、認知症の人は世界中で5千万人以上、2050年までに1億5200万人に増える見込みだという。

 厚労省研究班の推計では、日本の65歳以上の高齢者の認知症有病率は2020年には16.7%(約602万人)だが、2040年には20.7~24.6%(802万人~953万人)、2060年には24.5~33.3%(850万人~1154万人)に増えると予測されている。

 こうした中、米国食品医薬品局(FDA)は2021/06/07、に米国バイオジェンと日本のエーザイが共同開発したアルツハイマー病新薬を承認した。一般名でアデュカヌマブと呼ばれるこの新薬は、アルツハイマー病の根本原因の一つとされるアミロイドβに直接作用して、脳に蓄積したアミロイドβを除去する効果が認められたことから、これまで不可逆的な進行を遅らせるのが精一杯だった認知症治療で、初めて「認知症が治せる」可能性が見えてきた。

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