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2021年11月29日 (月)

内の目外の目 第226回 超高齢化先進地域から超高齢者の歯科医療を考える ③

続き:

◎介護予防は農民的生活で

 介護予防には「バランスのとれた食事」、「適度な運動」及び「積極的な社会参加」の3つが重要と言われている。昭和村の高齢者は農業従事者が多いため、食材は自給自足で、食材の豊富さとこだわりには驚かされる。適度の運動といえば農作業だ。

 現在の農作業は機械化されているが、体を使う仕事であることには変わりない。残された身体機能を可能な限り動かしている姿を田畑に見ることができる。また、農作業では数十種類の農作物を同時に耕作するため、それぞれの作業工程は天候や土を読みながら、手作業だ。これには体と頭を使うので認知症予防につながるであろう。

 昔は、日本中の農村に「結」という互助・共助のシステムがあったと聞く。この村にはその精神は残っていて、集落住民のつながりは緊密である。それが高齢者の一人暮らしを支え、閉じこもりを防いでいる。こうした農民的生活は介護予防の要件を満たしていると思われる。

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