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2021年11月21日 (日)

Clinical 次亜塩素酸のトリセツ ⑤

続き:

3) 容器詰め次亜塩素酸水の問題点

 消費者庁の厳しいチェックもあり、いい加減な容器詰め製品は減った。容器詰めの多くは2液混合型であり、イオン交換型、電解型や炭酸混合型は少数派である。次亜塩素酸水は光(主に紫外線)や温度(高温)で劣化が加速し、その程度は保管状態や生成方法で異なる。

 容器詰めでは、イオン交換型と2液混合型が比較的劣化しにくい。冷暗所保管が基本的であるが、5~10℃以下では殺菌能が発揮されにくい。

 保存性がいい消毒用アルコールも光や温度などで劣化する。密閉容器に入れておいたアルコールワッテ(75%エタノール)が21日後に47%になっていたと報告されている。きちんとしたものを正しく保管・使用しなくては、有効な効能は引き出せない。この傾向は次亜塩素酸水でより顕著であり、取り扱いには注意を要する。使用前には残留塩素濃度と pHの計測が必須となる。

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