« Report 2021 高齢化する世界 ① | トップページ | Report 2021 高齢化する世界 ③ »

2021年11月 6日 (土)

Report 2021 高齢化する世界 ②

続き:

 ところが現在は、アジアを中心に日本を上回るスピードで全世界の高齢化が加速している。2002年に高齢化率が7%超えた中国は、23年後の2025年には14%を超すとみられている。さらにシンガポールは2004年から2021年までの17年で、最も速く高齢化が進行した韓国は2000年に高齢化社会になってから18年後の2018年には高齢社会の仲間入りをしている。

 新興国においては、加速する高齢化のスピードに保健・介護システムの進展が追いつかない状況が生じている。日本は、内閣総理大臣を本部長とする「健康・医療戦略推進本部」が2016年に「アジア健康構想に向けた基本方針」を決定し(2018年改定)、アジア諸国に向けて、それぞれの国の社会の高齢化に対応して、日本の地域包括ケアシステムのような裾野の広い保健・介護のインフラを実現するための協力・支援を行ってきた。

 アフリカ諸国では高齢化率の数値はさほど急増してはいないものの、総人口が増加しているため高齢者人口の増加はアジア、ラテンアメリカ同様に大きいと見込まれており、保健・介護を含めた高齢者対策が喫緊の課題となっている。

 

 

« Report 2021 高齢化する世界 ① | トップページ | Report 2021 高齢化する世界 ③ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事