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2022年1月 1日 (土)

Report 2021 医療費の動向 ①

広多勤(横浜ヘルスリサーチ代表)さんの医療関係のレポート :コピーペー:

 厚労省は 2021/11/09、「令和元(2019)年度国民医療費」を発表した。それによると、2019年度の国民医療費は44兆3895億円で過去最大となった。前年度に比べ9946億円、2.3%増加した。人口一人当たりでは35万1800円で、前年度比で8600円、2.5%の増加だった。

 診療種類別にみると、医科診療医療費は31兆9583億円、(国民医療費に対する構成割合72.0%)、そのうち入院医療費は16兆8992億円(同38.1%)、入院外医療費は15兆591億円(同33.9%)だった。また、歯科診療医療費は3兆150億円(同6.8%)で、初めて3兆円を超えた。薬局調剤医療費は7兆8411億円(同17.7%)。対前年度増減率をみると、医科診療医療費はは2.0%の増加、歯科診療医療費は1.9%の増加、薬局調剤医療費は3.6%の増加となっていた。

 こうした現状に対して財務省の財政審議会は、2022年度から「3年間の歳出改革の方向を示した「財政健全化に向けた建議」の中で、期間中の2022年度と2024年度の診療報酬改定について触れ、診療報酬(本体)改定率は2002年度改定、2006年度改定を除き「プラス改定」が続いてきたことから、「医療費適正化とは程遠い対応を繰り返してきたと言わざるを得ず、診療報酬(本体)の『マイナス改定』を続けることなくして医療費の適正化は到底測れない」として「躊躇なく『マイナス改定』をすべきである」と指摘した。

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