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2022年3月 1日 (火)

Science新型コロナウイルスパンデミックに対する有効な手指衛生消毒剤のエビデンス ~エタノール、次亜塩素酸水、オゾン水~ ④ 

続き:

1) 本研究に用いた濃度・時間の決定の根拠

   70%EtOHや イソプロパノールなどの高濃度のアルコールを用いたのは、これらがエンベロープウイルス全般に不活性化効果を示すとの既存知見から、SARS-CoV-2 に対しても不活性化剤としれ CDC や WHO から推奨されているからである。また、厚労省では濃度 70%以上 95%以下のエタノールを用いて、手指によく擦りこむことを推奨している。

 臨床研究で MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症)を手指に付着させ、その手指表面に 70% 消毒用エタノールを20秒間擦りこんで除去・殺滅率を検討したところ、99.1± 0.8%であった。そこで本研究では 20 秒間とした。

 また、製品評価技術基盤機構(NITE:National Institute  of Technology and Evaluation) の最終報告、経産省、消費者庁、厚労省の合同発表によると、SARS-CoV-2に、次亜塩素酸水を流水下で 20秒間反応させたところ、35ppm 以上で有効性が確認された。このことから、本研究では、試薬調整から微酸性電解水である 34ppmSAEW(pH 5.8)を用いた。

 さらに、オゾン水においては、低濃度(0.6ppm)と 高濃度(10ppm)の不活化を確認されていることから、本研究では 1~10ppmの濃度を実験に用いた。

 

 

 

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