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2022年4月10日 (日)

Report 2022日本 DMAT  ③

続き:

介護施設等でのクラスター発生には災害医療マネジメントの知見を活用して、感染症の専門家と協力して感染制御と業務継続の両面から対応を支援した。DMATのこれらの活動は、支援に入った施設の死亡率低減や施設内外の感染拡大防止、入院病床逼迫の解消などに寄与したと評価されている。

 しかし、従来、感染症対応はDMAT のこれらの業務として位置づけていなかったため、活動要領では、研修や訓練、装備にも感染症対応は考えられていなかった。

 そこで今改正では、新興感染症のまん延時を自然災害と並ぶ DMAT の活動の対象に加えて DMAT の定義を改正した。DMAT とは、「大地震及び航空機・列車事故等の災害時や、新興感染症等のまん延時に、地域において必要な医療提供体制を支援し、傷病者の生命を守るため、厚労省の認めた専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チームに係る対応を行う際の派遣養成の方法、活動内容等についても関係項目が記載された。いざと言う時には、よりスムーズな活動が期待される。

 ただし、願わくば、DMAT が活躍するような機会がなるべく来ないことを祈念したいのである。

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