Report 2022 東京栄養宣言 ②
続き:
会合初日のハイレベル・セッションには約30か国の首脳および閣僚のほか、グテーレス国連事務総長、テドロス WHO 事務局長等国際機関の長、市民団体や企業、学術界の代表等50人以上がオンラインで参加した。
開会スピーチに立った岸田文雄総理大臣は、成長を妨げる栄養不足と、生活習慣病を引き起こす栄養過多の「栄養不良の二重負荷」の問題が世界共通の課題となっていると指摘。さらに、COVID-19 により、特に子どもの栄養状況が一層悪化していると述べ、日本政府は今後3年間で3000億円(28億ドル)以上の栄養改善に関する支援を行うと表明した。
また、COVID-19 克服のために、アフリカ諸国に対して 1000万回分のワクチンを供与することも明言した。
2日明は、①栄養とユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、②安全で持続可能かつ健康的な食料システム、③気候変動の影響に脆弱な状況や紛争下における栄養不良対策、④データに基づく説明責任、⑤栄養改善のための資金調達の 5つのテーマ、でパネルディスカッションが行われ、成果文書として「東京栄養宣言(グローバルな成長のための栄養に関する東京コンパクト)」が取りまとめられた。
東京栄養宣言は、「栄養は個人の健康と福祉の基礎であるとともに、持続可能な開発と経済成長の基盤である。…… 続く。
明日は、続き:と、なる。
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