Report 2022 三師統計 ③
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一方、歯科診療所を受診する患者数は、人口減に伴って減少じはじめている。人口の高齢化が進行するため、当面は65歳以上の患者が増えるとともに要介護などによる通院困難な患者が増えることから、歯科訪問診療や訪問歯科衛生指導等への対応が求められている。
病院歯科は、医科歯科連携の要でもあり、在宅歯科医療の後方支援など地域包括ケアシステムを支える役割が期待されているものの、厚労省「医療施設調査」等によると、歯科標榜がある病院は全体の約 20に留まり、従事する歯科医師もわずかだ。約70の医療圏には病院歯科が無いのが現状。病院歯科を充実させる必要性も指摘されている。
厚労省は、三師統計の届け出方法を2022年度から見直し、届け出票に記入して都道府県に郵送などで提出していた従来の方法に加えて、オンラインで国に直接届け出ることができるように準備を進めている。
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