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2022年7月18日 (月)

Clinical 歯科における薬剤耐性 (AMR) 対策 ⑥

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 また、投与のタイミングとしては処置誤投与が多く、ガイドラインの内容は遵守されていなかった。この理由として挙がるのは、一つにはガイドラインの内容が十分に知られていないということ。先述のように教育の機会を確保していくことが重要だ。

 もう一つの理由は、抗菌薬の添付文書には歯科領域の処置前投与について保険適用の記載がない、それで、保険償還がなされないという理由による。こちらについては公知申請の制度などを用いた適用拡大を進めていくことも必要。加えて、歯科処置の術前に抗菌薬を投与するのは、その前回の受診機会に抗菌薬を処方し、実際の処理のための来院時にどのようなタイミングで飲めばよいかなどの指導も必要である。

 こうした手順を踏んだ実践の具体的な実践例の共有などを通じて、実際の歯科診療を変えておくことも重要であると思われる。

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