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2022年8月 8日 (月)

TOPICS 事例から学ぶトラブル予防と早期解決の方略 ⑧

続き:

4) 小括

 医療機関側の治療や対応の不信感を理由とする返金要求の場合、スムーズに生産できず、全額の返金要求に加えて、慰謝料なども要求してくるケースもある。

 医療水準に適う治療を行うことはもちろんのこと、双方に認識の不一致が生じないよう、適切な説明のもと、治療開始時に、必要十分な契約書や同意書を交わした上で治療を開始し、もし治療中断に伴う精算を行う場合には、事前説明と整合した合意書を交わすことが重要である。

おわりに

 時代の流れとともに、法改正や新しい通知が出されるなどルール(正しい情報)も日々変化している。今後も、想定外の状況が訪れることもあるだろうが、有事の場面にこそ適切な対応を行うことができるか否かで、周囲からの信用や今後の歯科医院経営に多大な影響が出てくる。

 本稿は紙面の関係上、3つの実例を紹介することに留まったが、時代の潮流を把握しながら、今まで以上に、「正しい情報」、「専門家との連携」、「事前準備」、「適切な初期対応」の視点を持ち、診療にあたっていただければ幸いである。

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