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2022年8月11日 (木)

Report 2022 コミュニティナース ③

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 奈良県では現在8市町村でコミュニティナースが活動している。奧大和移住・交流推進室が中心となってコミュニティナースの活動をバックアップする。さらに同室では、コミュニティナーシングを学ぶ独自の実践型研修プログラム「奥大和コミュニティナース養成講座」を開講。これまでに58名が講座を終了した。

 わが国におけるコミュニティナース活動の実践と育成のパイオニアである矢田明子氏によると、コミュニティナースとは「地域の住民たちと関係性を深めることで、健康的なまちづくりに貢献する医療人材」だ。見守り、巡回など様々な活動を通じて地域に関わり、安心を提供することで、まちを健康にしていく人、つまり地域で「健康面のおせっかいをやく人」なのだという(『コミュニティナース』 木楽舎刊)。

 コミュニティナースは各地で様々な形で活動を始めている。地域包括ケアシステム構築の目標年でもある2025年が間近となり、その先よいよ高齢化が深刻に進んでいくとき、地域で元気でいられるための暮らし作りをサポートし、コミュニティを健康と安心でつなぎ止めるコミュニティナースの「おせっかい」がますます求められてくるのではないだろうか。

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