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2022年10月12日 (水)

Report 2022 生涯医療費 ②

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 また、男女別に算出すると、男性より女性の方が平均寿命が長いので、生涯医療費は女性のほう高くなる。

 2019年度の「余命にかかる医療費」を年齢階層別にみていくと、20歳では2409万円(そのうち患者負担額339万円)、40歳では2210万円(293万円)、60歳では1860万円(210万円)となり、75歳では1361万円(112万円)となっている。

 この推計は、生涯医療費のうちの約  1/2 は 75歳までに消費して、残る約 1/2 は 75歳以降にかかる医療費だということを示している。

 2019年度の後期高齢者医療費についての厚労省資料では、後期高齢者(75歳以上)の一人当たり医療費は後期高齢者以外(75歳未満)の一人当たり診療費の 4.2 倍だ、歯科の一人当たり診療費では後期高齢者は後期高齢者以外の 1.7 倍となっているのです。

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