Report 2022 医療・福祉人材の確保 ③
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2019年に厚労省が策定した「医療・福祉サービス改革プラン」により、ITやAI、ロボット技術などを活用し、タスクシフティング、組織マネジメント改革等でサービス提供量を5%以上効率化した場合には、必要とされる人員は926万~927万人となるものの、「医療・福祉分野の有効求人倍率は全産業平均お大きく上回って推移し、今後も少子高齢化の中に遭って必要な人材を将来にわたって確保し続けることは容易ではない」と同白書は指摘する。
必要とされる医療・福祉サービスを将来にわたって維持していくためには、サービスを担う人材をどのようにして確保していけばよいのか。この白書は第1部の第2章で医師、歯科医師、薬剤師、看護師をはじめ医療・福祉の各専門職について、担い手不足の克服に向けての方策をそれぞれ考慮している。
さらに、医療・福祉現場のサービス提供の効率化や労働環境の改善を進めるだけでなく、疾病予防や健康づくりの取り組みなどで、威容・福祉サービスを必要とする人の増加の抑制や人口減少等の地域の実情に応じた医療・福祉サービスの提供の在り方を見直すべき方向性にについても論じている。
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