Clinical 薬剤性口腔乾燥とドライマウス診療 ⑨
おわりに
ドライマウス診療は、その原因と症状を理解して対応することが大切。単に、唾液分泌量が増加にとどまらず、自覚症状の改善と原因への対処を考慮するように心がけることが肝要。特に、現在から将来にかけて要介護高齢者、寝たきり患者が増加する社会情勢では、口腔機能低下症やオーラルフレールの対応として口腔健康管理が必要であるが、口腔だけでなく口腔周囲の機能改善を含めた総合的対応が求められる時代となってきている。その基本の1つがドライマウスの対応である。本稿がこれからのドライマウスの診療を行う先生方の参考になれば幸甚である。
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